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真栄田

 
 真栄田は恩納村の南西部にあり、塩屋と山田の間にある集落です。「恩納村誌」「沖縄国頭の村落(下)」はもとより恩納村のホームページでも真栄田と塩屋・宇加地は別に分けられていますが、地図や郵便番号区分などを見ると、塩屋・宇加地は字真栄田にあるように見えます。行政区分と字区分は別ということでしょうか。当サイトでは、塩屋宇加地は別ページにて紹介します。
 真栄田の観光地は、青の洞窟で有名な真栄田岬があります。あまり駐車場以外に駐車して住民に迷惑をかけないようにしましょう。
 集落の聖地は、「沖縄国頭の村落(下)」によると、①カンカーモー②ウタキ③真魂之塔④チーガー⑤ガナグスク⑥旧ガンヤーがある。⑤ガナグスクは「恩納村誌」ではガジャグスク、「角川日本地名大辞典沖縄編」ではガージャグスクとあり、当サイトではガージャグスクとして別ページにて紹介。
 「恩納村誌」によると、かつての真栄田集落は、現集落内の御嶽の向きや古老の話からガージャグスクの東側にあったと推定されるとのこと。
 「琉球国由来記」では御嶽が一つある。「根立森 神名 カナモリイベヅカサ」である。存在することは確かなようなので、②ウタキになるであろうか?訪れたわけではないので、何とも言えない。
 なお、集落の写真はあまりありません。


     
チーガー付近にあった拝所らしきもの。 真魂之塔と御嶽。 確かにガージャグスクの方を向いています。