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摺勝

 摺勝は住用湾の奥に面している集落になります。摺の語源は分からないが、勝は崖地名に基づいた垣地名である(河内を意味する垣地名とは別のようだ。)。
 そこまで大きい集落ではないが、東城小中学校があります。
 集落の史跡は鹿児島県立埋蔵文化財センターの地図を見ると、マツサキハナ、オサキ、タハギノがある。いずれも何があるのか分からないが、オサキには菅原神社がありトネヤ跡がある。
 グスクは特に確認できないが、東城と呼ばれている地区があるようだ。なお、小字では確認出来ないので、単純に地区名なのだろうか。


集落入口です。川内集落は更に内陸になります。 集落はそんなに大きくはありません。  東城バス停。一見、グスクとして扱うべき地名のようにも見えるが、住用村時代には村の東部を東城地区と呼んでいたようだ。グスク地名としては扱いません。
東城診療所 東城小中学校があります。   
何故E.T.がいるのでしょう? 正門 学校の写真ばっかりになった。 
高齢者コミュニティセンター。これが公民館なのかな? 菅原神社「学問の神様、菅原道真公を祀ってあるが、社内の古文書によると、摺勝が禿村となったのを惜しみ、名瀬方与人佐 久志、住用方横目稲 真寿、須垂方横目社 喜実らが村の立て直しを懇談、生活困窮者を移住させ、荒地の開墾、掟、巧才の配置など村興しを計った。その記念に(1864年頃)この神社は建立された。」  鹿児島県立埋蔵文化財センターの地図を見ると、オサキという遺跡と場所が一致する。何の文献に載っていたかは失念したが、トネヤ跡もここになる。神社の建立は割と近年だが、建立前から聖地のような気がする。
鳥居 若干荒れ気味です。  ご神体といよりは仏像っぽいのがある。
単なる倉庫? 国道58号線に戻って来ました。  奄美市木工工芸センターとある。何か改築中っぽいけど、撮影時は2011年なので今ならとっくに完成しているでしょう。
かごしまロマン街道 特産品「サン奄美」 農林産物加工センター サン奄美 
  ここのたんかんゼリーは美味しい。 住用湾
内海  体験交流館  カフェ兼写真ギャラリーをやっているらしい。わだつみ館というようだ。