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地主大明神

 
 地主大明神は、中之島の一島主神であり、八幡様・オテンドウサマ・伊勢の大神宮・霧島大明神などが合祀されているという。
 海側にある鳥居を越えて進入すると、拝殿と本殿がある。更に奥の道路を挟んだ先には、八幡様の小祠がある。元は、白木集落にあった伽藍様であったという。
 中之島の主神であり、ビロウ樹が生えているから如何にもな聖地である。しかし、里集落からは少し外れた場所にあるし、八幡信仰が浸透したのは中世辺りなので、案外、島内の聖地としては古い方ではないのかも知れません。もっとも、管理人の推測でしかありませんが。


   
海辺にある鳥居。 拝殿まではすぐです。 
   
ビロウ樹に囲まれているところが琉球的である。 宝島のページでも書きましたが、聖地だからビロウ樹があるのか、ビロウ樹があるから聖地なのか。 
   
造営記念の石碑。 神々しいまでのビロウです。 
   
拝殿と本殿があるというが、これは拝殿でしょうか。左の写真には見えますが、左脇にも建物があります。
   
厳密には敷地内ではありませんが、すぐ近くにあるので、ついでに紹介。 多分これがイヌマキの大木ですかね。 
   
拝殿より先、道路を挟んで向かいにも鳥居と神社がある。 小さな二つの石皿に琉球竹の笹を敷き、その上に白い真砂の玉石を三個ずつ置くそうですが、これのことでしょうか? 
   
多分これが八幡様。島の侵寇者に対する守護神であるという。