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穴口(平家の穴)

 
 島の北部にある潮溜まりを穴口(別名甌穴)といい、穴口の近くにある洞窟を平家の穴という。
 穴口は現地の説明書きによると、「岩のくぼみに入った小石が満潮時の流れの速い潮によりぶつかることによって、くぼみの岩が徐々に割れ、やがて年月をかけてくぼみを広げ、割れた大きな岩の角が徐々に取れ丸くなったと言われています。」とのこと。
 平家の穴は、平家の落人が都からの追っ手を監視するために作った穴だという。人工的に作った洞窟なのかは管理人には分かりませんが、穴からは北東部がよく見え、監視所としては適しているのかもしれない。


     
東之浜のすぐ脇に看板があります。 距離は300メートルです。ただし、もちろん舗装道ではありません。  アダンの木。
     
一見道はないように見えますが、よく見たらか細い道があります。 振り返ると東之浜。  左側に一応の道が見えるでしょうか?しかし、漂着物が多い。 
     
北側に回り込んできました。 穴口です。  特段珍しいのかと言われると・・・どうでしょう?
     
手前の穴口。 奥の穴口。  脇には平家の穴。
     
漂着物が多過ぎ!中国・韓国の物が多いように見える。   見えてきました。
     
あいにく満潮のため、穴から外洋は見にくい。 どっかで見たパンフレットでは、洞窟の中から外洋を見ているものがあったな。  平家の落人は毎日この風景を見ていたのでしょうか。